こんにちは!
支援員の阿部です
今回は、就労移行支援施設で実施したプログラム
「目標の立て方」についてご紹介します。
なぜ“目標設定”が大切なの?
就職や日常生活において、
「何をするか」「どう過ごすか」を
自分で決める力はとても大切です。
今回のプログラムでは、
1日単位の目標設定を通して、
長期的な目的に向かって
一歩ずつ進む方法を学びました。
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●プログラムの流れ
1. ゴールを明確にする
まずは「今日、どんな1日にしたいか?」を
考えるところからスタート。
「午前中に本を1章読む」
「午後に〇〇のタスクを終わらせる」など、
具体的な目標を立てる練習をしました。
2. プランを立てる
目標を達成するために、
時間割やタスクリストを作成。
「何時に何をするか」を明確にすることで、
行動に移しやすくなります。
3. 目標を意識して過ごす
目標とプランを紙に書き出し、
常に見える場所に置く工夫も紹介しました。
意識することで、自然と行動が変わっていきます。
4. 振り返りと改善
1日の終わりには、
目標が達成できたかどうかを振り返ります。
できたこと・できなかったことを分析し、
次の日に活かすことが大切です。
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●利用者の声
「“頑張る”じゃなくて“何をするか”を
決めるのが大事だと気づいた」
「目標を立てるのが苦手だったけど、
やり方が分かって少し自信がついた」
「振り返りをすることで、
次の日の行動が変わった」
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目標を立てることは、
自分の未来をデザインする第一歩です。
小さな目標を積み重ねることで、
やがて大きな目的に近づくことができます。
今回のプログラムを通して、
利用者の皆さんが「自分で考え、行動する力」を
少しずつ育てていけたら嬉しいです。