こんにちは、支援員の阿部です!
今回は、ディンクルで参加したプログラム
「障がいの自己理解」についてご紹介します。
このプログラムは、障がい者雇用での
就職活動においてとても大切な
「自分のことを知る」ための時間でした。
普段はあまり意識していなかった
自分の特性や性格について、
じっくりと向き合うことができました。
◆ 「障がいの自己理解」ってなに?
一般の就職活動ではあまり聞かれない
「障がいの自己理解」ですが、
障がい者雇用ではとても重要なポイントです。
なぜなら、自分の障がいや特性を理解しておくことで、
職場でどんな配慮が必要か、
どんな働き方が合っているかを
伝えることができるからです。
◆ 実際に取り組んだ内容
ワークシートを使って、以下のようなことを整理しました。
・具合が悪くなる原因とそのときの状態
・社会生活で苦手なことと、その工夫
・得意なこと
・自分の性格と、それが個性なのか障がい特性なのか
たとえば私は、「急な予定変更が苦手」
という特性があります。
これに対しては、「事前にスケジュールを確認する」
「変更があったらメモを取る」などの工夫をしています。
また、「コツコツ作業が得意」「静かな環境で集中できる」
といった自分の強みも再確認できました。
◆ 性格についても振り返ってみた
性格についても、「優しい」「真面目」「心配性」など、
いくつかのキーワードから
自分に当てはまるものを選びました。
その中で、「これは自分の個性だな」と思うものと、
「障がいの影響かもしれない」と思うものを
分けて考えるワークもありました。
この作業を通して、
「自分の性格=全部が障がいのせいではない」
ということにも気づけて、少し気持ちが楽になりました。
◆ 自分を知ることは、働く準備の第一歩
今回のプログラムを通して、「自分を知ること」は
「自分を守ること」でもあると感じました。
就職活動では、自分の特性を正しく伝えることが、
安心して働ける環境づくりにつながります。
これからも、こうした自己理解の機会を
大切にしていきたいと思います。