こんにちは、支援員の阿部です。
今回は、ディンクルで参加した
「体調管理(生活リズム)」の
プログラムについてまとめます。
◆ なぜ体調管理が大切なのか?
就職活動や仕事を続けるうえで、
スキルや知識だけでは安定した生活は築けません。
最も大切なのは「心と体の状態を安定させる力」、
つまり体調管理です。
このプログラムでは、自分自身の
「取扱説明書(トリセツ)」を作るように、
自分の調子の波や変化のサインを把握し、
早めに対策を打つことの重要性を学びました。
◆ 生活リズムの基本
生活リズムは、
健康的な生活を送るための体のリズムで、
主に「睡眠・食事・運動」の
3つの要素から成り立っています。
・睡眠:毎日同じ時間に起きて寝る。
朝は太陽の光を浴びて体内時計をリセット。
・食事:3食を決まった時間に摂る。
朝食は特に重要。
・運動:軽いウォーキングやストレッチなど、
無理のない範囲で習慣化。
◆ 体調の「見える化」〜チェックシートの活用〜
体調管理の第一歩は、
曖昧な感覚を記録に変えること。
毎日の起床・就寝時間、睡眠の質、気分、
服薬状況などを記録することで、
自分の状態を客観的に把握できます。
記録は完璧でなくてもOK。
「記録する」という行動自体がセルフケアになります。
◆ ストレスと不調の「アラート」を知る
体調を崩す前には、必ず初期サイン(アラート)が現れます。
・身体的サイン:頭痛、食欲不振、寝汗など
・精神的サイン:イライラ、落ち込み、集中力低下など
・行動的サイン:遅刻、連絡の遅れ、人との接触回避など
「おかしいな」と思ったら、記録を見返し、
予定を調整し、誰かに相談することが大切です。
◆ 安定のためのセルフケア戦略
・生活リズムの固定化:
特に起床時間を固定し、日光を浴びる。
・ストレス解消法のリストアップ:
散歩、音楽、アロマなど、
自分に合った方法を見つける。
・休息と活動のバランス:
活動と休憩をタイマーで管理する
(例:30分活動→10分休憩)。
◆ 支援機関との連携
体調不良時は一人で抱え込まず、
支援員や職場の上司に相談することが重要です。
・就職活動中:支援センターに体調の記録を報告。
・就職後:体調不良のサインが出たら、
具体的な配慮依頼として伝える。
◆ 最後に
このプログラムを通じて、
「自分の体調を知ること」「記録すること」
「相談すること」の大切さを実感しました。
安定して働くためには、
日々のセルフケアが欠かせません。
これからも生活リズムを整えながら、
自分の「トリセツ」をアップデートして
いきたいと思います。
ディンクルでは、就職に向けて必要なスキルを
段階的に学べるプログラムを多数ご用意しています。
見学・体験も随時受付中ですので、
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