就労移行支援のディンクル就職支援センターは、さまざまな障がい・難病をお持ちで、就職にお悩みや困りごとを持つ方のための、福祉サービス施設です。
ディンクル就職支援センターでは、就労移行支援をはじめ、就労定着支援・特定相談支援を行っています。
障がいや難病を持つ方々の中には、お仕事に関して様々な問題や悩みを抱えている方がたくさんいます。
障がいや難病を持つみなさまの、お仕事に関するお悩みに対応・サポートを行うために創設されたのが、わたしたちディンクル就職支援センターです。
就労移行支援の利用の基本を解説!
就労移行支援の使い方、利用の仕方は、分かればとても簡単!
「使い方、やり方が分からないから一歩進めない」という方は、まずディンクル就職支援センターにお電話ください。
1本の電話から、すべては動きだします!
就労に悩んだら、まずは就労移行支援ディンクルを利用してみましょう!
就労移行支援は、障がいや難病をお持ちの方のための就職訓練支援だけではありません。
「なぜか職場でうまくいかない」「何度職場を変えても人間関係やミスで失職してしまう」といったお悩みを持つ方にも、一度見学に来て欲しいと、ディンクルでは考えています。
現在、発達障害や精神疾患は、大きく認識が変化しています。
学歴や勉強の出来・不出来などは関係ありません。
たとえ超一流大学を出た方でも、就業してから「何か変だな」と気づき、医療機関などに相談して初めて発達障害や精神疾患が見つかるケースも増えています。
大学卒業まではうまくやっていた、就職活動までは完璧にクリアしたという方でも、今、仕事や再就職、職場での人間関係やミスなどに悩んでいるなら、ディンクルにご相談ください。
ディンクル就職支援センターを利用するまでの流れ
それでは、ディンクル就職支援センターを利用するまでの流れについて、簡単にご紹介します。
スタートはとても簡単!
自分で電話をするのは難しいという方は、ホームページの「無料相談&見学申し込み」のボタンを押すか、ご家族にお願いしても大丈夫です。
1.ディンクル就職支援センターに連絡
就職とご自身の障がいや難病について、またお仕事がどう頑張っても長続きしないなど、どこに相談すればいいのか分からないお悩みがある方は、ディンクル就職支援センターにご連絡ください。
電話
0120-770-045
028-600-3633
ホームページ
https://dinkle-job.com/kengaku/
ご自分で連絡することが難しい方は、ご家族がご連絡ください。
悩みを抱え込んだままにせず、まずは一歩を踏み出しましょう。
2.無料相談・見学のご予約
ディンクル就職支援センターにご連絡をいただきましたら、実際に無料相談や見学を実施します。
初めての来所の際は、ご家族に同伴していただくようにしています。
もし、無理なようであれば、電話でのご相談時にお申し出ください。
3.無料相談・見学
実際にディンクル就職支援センターの見学をしていただきます。
また、ディンクル就職支援センターを利用するにあたり、どのようなことをするのか、どういった手続きが必要かといった説明もさせていただきます。
何か疑問や不安があれば、どしどし担当者にご質問ください。
無料相談・見学で気に入っていただければ、体験通所となります。
4.体験通所
見学で興味を持たれたら、そのまま予約を入れていただき、実際に訓練の体験をしていただけます。
体験通所といっても、最初は体力・気力が必要なことはしません。
少しずつ体と心を慣らしながら、通う準備をするプレ期間のようなものです。
通うことを決めたら、手続きを行いますが、手続きにはちょっと時間がかかるため手続き終了まで体験通所をしていただけます。
体験後は、担当者と就労に関する希望や将来の夢などのお話を聞き、ディンクル就職支援センターを利用するための方法を説明します。
5.合同カンファレンス
ご利用者様とご家族、医療機関、行政(役所)、ディンクルの担当者の集まる場を設け、ご利用者様の就労にどのような将来や可能性があるかを前向きに検討する会です。
ここで出た判定にそって、ディンクルでは担当者が今後の就労に向けての計画書などを作成します。
6.ディンクル就職支援センターを利用するための手続き開始
ディンクル就職支援センターを利用するための手続きを開始します。
申請する必要があるものは、2種類です。
・障害福祉サービス受給者証
・医師意見書
障害福祉サービス受給者証は、市町の役所にある福祉系の窓口で、申請すると発行されます。
障害福祉サービス受給者証と医師意見書の申請については、来所時に詳しく説明し、分からない場合は担当者が窓口まで同行します。
役所での手続きが苦手という方も、安心してください。
7.契約・本格的な利用開始
障害福祉サービス受給者証がお手元に届いたら、ディンクル就職支援センターを利用するための契約を行います。
契約を交わすと、本格的な利用がスタートします。
初めての就職を考えている方でも安心!利用してから就職までの流れ
初めての就職を考えている方や、離職期間が長い方は、まずディンクル就職支援センターへご連絡をくださるまでに、決心が必要かもしれません。
でも、一度相談のご連絡をくだされば、流れに乗って実際の利用まで進むものです。
ご家族にお話しにくいという方もいるでしょう。
まずは、思い立った日に、気軽に申込フォームで問い合わせてみてください。
生きること、関わること、働くことがなぜ辛いのか分からない方へ
今、発達障害や精神疾患に全く気付かないまま、大人になって就職し、心身がつらくなってしまう方が増えていると冒頭でご紹介しました。
発達障害や精神疾患の認識が大きく変化し、それに伴って社会の受け止めも変わってきています。
学校生活や職場での仕事がつらくなって、どうしても続けられないという方の中には、一定数、発達障害や精神疾患を持った方がいると考えられます。
生きることや人とコミュニケーションを取って関わること、働くことが辛くなって殻に閉じこもってしまっている方は、まず専門医の診察を受けることをお勧めしています。
障がいがある、精神疾患があると指摘されることは、怖いという方がほとんどです。
障がいや精神疾患は、社会人としての欠陥ではありません。考え方、脳の働きの特性です。
的確なサポートがあれば、社会で働くことは決して難しくはありません。
学校生活や就職活動、労働で心と身体が悲鳴をあげ、どうしても続けられなくなってしまうという方、まずはディンクル就職支援センターにご一報ください。
どういった道があり、どのようなサポートを受けられるのか、そしてどんな専門医に相談すれば気持ちが軽くなるのか、ともに考えましょう。
利用スタート!まずは基礎的な生活リズムづくりから
利用がスタートしても、毎日指定された時間まできっちり訓練しなければいけないわけではありません。
体力に応じて、無理のないところからスタートしてください。
ディンクルではタイムカードを作って、ご利用者様の生活リズムを整えるお手伝いをしていきます。
朝起きて通所する生活リズムができるだけで、身体と心の状態も変わってきます。
また定期的に病状の再発チェックも行います。
自身の障がいや精神疾患と向き合い理解する
初めて障がいや精神疾患の診断を受けた方にとって、受け入れるまでにはさまざまな葛藤があり、長い時間がかかります。
自身の障がいや精神疾患を理解するところから始まり、どのような長所・短所、得意・苦手があるのかを知って、少しずつ自分自身を知り、受け入れて向き合っていただきます。
自分自身を理解することで、どのような職業が合っているのか、どういった適性があるのかを探ることもできるようになります。
担当者、スタッフが親身にサポートしますので、安心してください。
応用訓練から就職支援へ
自身の障がいや精神疾患、得意不得意などを理解しながら、一般就労に向けてのさまざまな訓練がスタートします。
・パソコンなど仕事のスキルアップに関する訓練
・コミュニケーションのトレーニング
・危険予知トレーニング
・資格取得のための勉強
・施設外での訓練
・一般企業における就労体験
・履歴書や職務経歴書の作成レクチャー
・面接の練習
上記のような訓練・トレーニングを2年間、延長すれば3年間受けることが可能です。
さらに就職への支援も行っていきます。
・どのような仕事が合っているか、やりたいかのマッチング
・就職を希望する企業の見学・体験
・実際の就職活動
・面接へのスタッフ同伴
・就労前に就労支援員による職場訪問
・就労開始時にスタッフ同伴
・職場・就労相談員との定期的な連絡・訪問
・主治医との定期的な連絡
一般就労が成功してから半年まで、就労定着支援に移行するまでは、就労移行支援で見守っていくことになります。
またトレーニングの内容は、ご利用者様の障がいや精神疾患の状態や、目指す就労先によって異なります。
定期的にモニタリングを行い、現状や目標を細かくチェックしながら、トレーニングの内容や進度も変えていきます。
働くための基礎能力が分かる職業準備性ピラミッドを解説
就労に関して、ディンクルでも参考・使用している職業準備性ピラミッドという図式があります。
三角形のピラミッドが、下から5色に色分けされたもので、働くための基礎的な5つの能力を示しています。
もっとも広い土台部分は健康管理。働くための基礎能力は、健康管理からスタートするのです。
職業準備性ピラミッドは、土台から健康管理→日常生活管理→対人スキル→基本的労働習慣→職業適性と、上に向かって進んでいきます。
それぞれのスキルについて解説しましょう。
健康管理
職業準備性ピラミッドの中で、土台になっているもの、つまり最も基礎的で重要なものは、健康管理です。
障がいや精神疾患のために一度失職を経験している方の中には、職場で無理を続けた結果、心身症状が出て休職、退職したという方もたくさんいます。
また仕事や学校に行けなくなり、就職へのきっかけがつかめないまま、ずっと家に引きこもってしまう方もいます。
一度生活リズムを崩すと、朝起きられなくなり、夜眠れなくなり、昼夜逆転生活におちいってしまうことも珍しくありません。
また食欲のコントロールが難しくなって、三食しっかり食べる習慣を失ってしまうこともあります。
さらに、自分自身の生きづらさ、仕事が続かない理由の根底に、障がいや精神疾患があることに、はじめて気づく方もいます。
まずは起床・就寝時間をリズムづけ、きちんとした食事を朝昼晩と三食食べるように心がけます。
さらに医師の診察を受けて服薬を行うなど、就業に耐えられる体力づくり、健康管理を行うことが、職業準備性ピラミッドの土台なのです。
日常生活管理
健康管理を行うとともに、生活リズムを整えて、就職しても夜更かしや食事の乱れが起きないように習慣づけていきます。
さらにご利用者様の状態に合わせ、金銭の管理の方法や公共交通機関を使った移動の方法なども学びます。
また体を休め頭をリフレッシュさせる、より良い余暇の過ごし方も考えていきます。
対人スキル
発達障害や精神疾患をお持ちの方には、他人とうまくコミュニケーションが取れないという方が少なくありません。
怒りが爆発しやすく常にイライラしてしまったり、気に入らない気持ちを顔や態度に出してしまうと、職場での人間関係構築がうまくいかなくなってしまいます。
そこでアンガーマネジメントなど感情のコントロールや、注意を受けた時に嫌な気持ちに占領されずに謝罪や対応をする方法を学びます。
また苦手な人へもそつなく挨拶をするなど、基本的で健康的なコミュニケーションの取り方を、スタッフや仲間と関わる中で学んでいきます。
基本的労働習慣
企業で働く上で基本的に必要な、挨拶や返事の仕方、報連相(報告・連絡・相談)、遅刻をしないなどの規則を厳守すること、身だしなみなどを学びます。
また最初に身につけた健康管理能力や日常生活管理能力を活かし、始業から終業までの労働に耐えられる気力・体力も、継続して培っていきます。
職業適性
一般企業でも働いて行ける充分な体力・コミュニケーション能力・社会人としての常識を身につけたら、職業適性をチェックします。
どんな職業が自分に向いているのかをスタッフとともに探り、就きたい職業に必要なスキルや資格について学びます。
ディンクル就職支援センターにまずご相談を!就職のことを一緒に考えましょう
障がいや精神疾患のために就職や仕事がどうもうまく行かない方、なぜか生きづらく、いつも学校や職場が居づらい場所になってしまう方は、まずディンクル就職支援センターにご相談ください。
ディンクルではスタッフや担当者が一丸となって、みなさまの就職への道をサポートしていきます。
1人で悩みを抱え込まず、まずはディンクルに話をしてみませんか。